番号がAAから始まる紙幣はレア？価値は？

新紙幣の価値を決める要素：記番号

新札の価値は、その希少性によって大きく左右されます。
特に、紙幣に印刷されている「記番号」が重要です。記番号とは、
紙幣の左上と右下に記載されている、アルファベットと数字の組み合わせのことです。

価値の高い記番号のパターン

ゾロ目: 同じ数字が6桁並んでいる番号です。特に「111111」と「777777」は人気が高く、高値で取引される傾向があります。さらに、両端のアルファベットも揃っていると、さらにプレミア価値が付きます。例えば、「AA111111AA」や「AA777777AA」は、非常に高額で取引される可能性があります。
000001: 各アルファベットの組み合わせで最初に印刷された紙幣で、非常に希少価値が高く、高額で取引されます。
900000 (キリ番): 記番号の最後を飾る番号であるため、他のキリ番よりも高値で取引される傾向があります。
階段 (逆階段): 数字が「123456」のように連番になっているもの、または「654321」のように逆順に連番になっているものです。
サイドイッチ: 両端の数字、またはアルファベットの組み合わせが同じもの、または数字部分が同じ数字に挟まれているものです。例えば、「AB●●●●●●BA」や「511115」のような記番号です。
小数桁番号 (AA): 「AA000001AA」から「AA001000AA」までの、数字部分が小さく、AAで始まる番号です。

アルファベットの並びによる価値

新紙幣では、アルファベットが4文字になったことで、組織の略称と同じ並びになる可能性があります。例えば、「JA●●●●●●XA」（JAXA）や「NA●●●●●●SA」（NASA）などです。このような紙幣は、今後価値が上がる可能性があります。

印刷ミスによって発生するエラー紙幣も、非常に希少価値が高く、高額で取引されます。

新五千円札は高額になりやすい？

過去の傾向として、五千円札は一万円札や千円札に比べて発行枚数が少ないため、希少性が高く、高額で取引される傾向があります。

もし、高額で取引される可能性のある新札を見つけたら、古銭商などの専門家に鑑定してもらうことをおすすめします。

注意点

デザインとサイズ：新紙幣はデザインが刷新され、人物肖像も変更されました。一方で、サイズは従来の紙幣と同じです。
偽造防止技術: 新紙幣には、世界初の技術として3Dホログラムが採用されています。紙幣を傾けると、肖像画が動いて見えます。また、高精細なすかし模様も導入されており、偽造防止対策が強化されています。
記番号: 従来の9桁から10桁に変更されました。これは、発行枚数の増加に対応するためと考えられます。番号の組み合わせは129億6千通りにも及びます。
ユニバーサルデザイン: 視覚障碍者の方にも配慮し、紙幣の識別性を高める工夫が凝らされています。例えば、指で触って識別できるマークの形状や配置が変更されています。また、額面数字も大きく表示されるようになりました。

新紙幣の価値を左右する要素

記番号の種類と価値

AA-AA: 新紙幣には、通し番号の前後に2文字ずつのアルファベットが印字されます。このアルファベットが「AA-AA」となっているものは、最初の製造ロットであることを示し、コレクター間で注目されています。特に、AA-AAと同時に、後述するような希少な番号の組み合わせを持つ紙幣は、非常に高いプレミア価値が期待されます。
ゾロ目: 6桁の数字部分がすべて同じ数字で構成されている番号です。「777777」は特に人気が高く、高値で取引される傾向があります。
キリ番: 「000001」や「100000」など、キリのいい番号も人気があります。特に「000001」は、新札の最初の番号であるため、特別な価値があるとされています。
連番: 「123456」のように、数字が連続している番号も人気があります。
若い番号: 一般的に、発行番号が若いほど希少価値が高くなります。特に「AA000001AA」などの非常に若い番号の紙幣は、日本銀行の貨幣博物館に所蔵されたり、図柄にゆかりのある団体に寄贈されたりするため、市場に出回ることは稀です。

印刷エラーの種類と価値