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兵庫県明石市の子育て支援がすごい!なぜ実現しているのか、そのワケとは?

雑記
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兵庫県明石市の子育て支援がすごい!

兵庫県明石市の子育て支援がすごい! なぜ実現しているのか

兵庫県明石市の子育て支援の手厚さが話題となっていますが、
どのようなことを実施しているのでしょうか。
また、自治体ごとに社会保障に差が生じるワケや、実際にこうした支援の手厚い
市区町村に移住することはありなのかどうか、検証していきます。

兵庫県明石市の子育て支援の手厚さが話題となっています。
充実の施策はどのように実現されているのか、自治体ごとに社会保障に差が生じるのはなぜか、
また支援が手厚い自治体への移住はありなのかなど、解説します。

明石市 元泉房穂市長。その軌跡を振り返ると、市長着任後、数々の子育て施策の無料化を実施し、
しかも明石市の財政は黒字化。
市の貯金も大幅に増えたといいます。スピード感のある行動力と前例を自ら作っていく突破力に
市民からの支持は厚く、子どもの出生率や明石市への移住率も激増しました。

兵庫県明石市は、子育て支援に力を入れる街として知られています。
2020年国勢調査では人口30万人を達成、出生率も2018年において1.70と全国(2018)の
1.42を大きく上回る状況となっています。

なぜ人口増加に高い出生率が見込まれるようになったのでしょうか。
そこには思い切った明石市独自の施策があったのです。いったいどのような施策でしょうか。

医療費は高校生まで完全無料、学校給食費は中学生完全無料

明石市では、子育てに関して、以下の5つの独自の無料支援制度を採用しています。

  1. 医療費は高校生まで完全無料
  2. 給食費は中学生完全無料
  3. 保育料は第2子以降の全員完全無料
  4. 公共施設の入場料無料(親子とも無料の施設もあり)
  5. おむつ満1歳まで無料(宅配あり)

すべて所得制限なしであり、他の市区町村に比べて大胆な支援制度となっています。
これは現在の明石市長(泉房穂氏)による施策であり、子ども部門の予算を大きく拡充させた
ことで達成できたものです。

結果、人口増につながり、税収はアップ、その結果さらに住みやすい街への整備が行われ、
移住者増加という好循環が生み出されました。

こうした施策がどの自治体でも大胆にできればよいものの、
そうは至っていないという現状があります。
財政的に難しいといった声もあることでしょう。

明石市では、正規職員の削減や、市長・職員の給与カット、事務事業の見直しを
もとに捻出した資金が、こども医療費の無料化や保育所の新設などに利用されています。

その結果、明石市では施策が財政を潤わせることになりました。

これは、市長のトップダウンにかかっている側面が大きいように感じます。
できないからやらないのではなく、好循環になるような流れをつくることができるかに
かかっているといえましょう。

子どもは未来の日本を支える宝であり、子どもが増えないことには将来性がありません。
人口が増えれば税収も増え、経済も潤います。その根本的な部分を理解し、多少の痛みを伴う
改革でもやり遂げていく必要があります。

明石市民ならびに全国のみなさんにお詫び申し上げます

――このたび泉房穂市長から、ママたちにお伝えしたいことがあるとのこと。泉市長、よろしくお願いします。

泉房穂市長(以下、泉市長):まずは、このたび私の不徳の致すところにのより、投票してくれた明石市民の信頼を裏切るような行為をしてしまい、大変申し訳ございませんでした。全国からも期待していただいている面があったと思います。明石市民と全国のみなさんにお詫び申し上げます。申し訳ございません。そのうえで3つの責任を取らせていただきます。

1つ目の責任は、当然暴言の責任です。暴言の責任については、3年ほど前、同じように暴言を吐き辞職をしております。今回2回目となりますことから、政治家を引退させていただきます。責任については、自分が最も嫌なことをするのが責任の取り方だと考えております。

2つ目の責任は市民に対してです。現在、明石市長を拝命しており、任期が残り半年間あります。その間しっかりと勤め上げて、今の明石で実施している政策が、次の市長にも引き継がれるようベストをつくします。

3つ目の全国のみなさんの期待に対する責任は、プレイヤーとしての政治家活動は終わりだとしても、全国でアドバイスをしたり、市長選を手伝ったり、国の法律作りのお手伝いをしたいと思っています。これからも日本の政治を良くしていくことに努め、みなさんのご期待に応えていきたいです。

明石市長として、3期12年務め、市長としてできることは、ほぼやり終えたので、次の市長にバトンを渡したいと思います。

政治家引退後は全国の応援団に!

――市長引退後の活動はどのように考えていらっしゃいますか?

泉市長:まずはこれから市長になられる方に、子育て支援の政策立案などでアドバイスを行い、必要なところがあればお力になりたいと考えています。

また、現在「明石モデル」として発信している明石市独自で掲げる子育て5つの無料化、「こども医療費の無料化」「第2子以降の保育料の完全無料化」「0歳児の見守り訪問 おむつ定期便」「中学校の給食費が無償に」「公共施設の入場料無料化」を全国に展開するお手伝いなどができればと考えております。

ただ、実際のところこの「5つの無料化」はたいして難しいことではないんですよ。本気になればもっとできます。学校給食についてですが、現在無料化の対象となっているのは中学校のみです。小学校もできたんです。しかしそれをしてしまうと予算がきつくなるから、次期市長が継続できるかどうか不安が残りました。そのため、まずは無理のない範囲で実施しました。

子育てに優しい社会を明石から全国展開

――明石市では「こどもを核としたまちづくり」を実施した結果、赤字が大きく改善したそうですね。

泉市長:私の市長就任当初は市としての貯金70億からスタートしましたが、今基金は121億円になりました。これだけ子育て支援を無料化にしたにもかかわらず、51億円を貯蓄することができました。強く主張したいのは、「子育て支援に力をいれれば財政はよくなる」ということです。もちろん次の市長にバトンタッチしても「5つの無料化」は安定的に継続できるでしょう。

――泉さんは、「やさしい社会を明石から」ということを考えているそうですが、これはどのようなものですか?

泉市長:「明石から」の「から」には2つの意味があります。1つは、「国や、全国どこの自治体でやらなくても明石から始める」という意味です。具体的には「5つの無料化」などです。そこはほぼやり終えたので、次は2つ目の「明石から全国に広げる」ということに自分のエネルギーを使いたい。全国を飛び回って「子育て支援施策」を広げるお手伝いをしたいと考えています。

明石市にお住いの方はもちろんのこと、全国のママさんたちのご意見、ご支援を承り、「5つの無料化」などを全国に広げ、本来やるべき国の事業にしていけたらと考えております。

今回の記事を書きながら改めて「子育て支援がアツいのは、親世帯はありがたい!」

と強く思いますね。日本各地に明石市のような施策が広がることを願ってしまいますが、

やはり国民一人一人が選挙に行き、関心の深い人へ票を入れる事が大事です。

また、子育て世代のパパ・ママへの就労的サポートも取り組まれつつありますが、

まだまだ産休育休の取得率の低さが懸念されています。教師などの教育者が

全体的に不足している事から、産休育休に入るたびに「申し訳ない」という

罪悪感を抱えてしまうパパ・ママも多いとのこと。

そう考えると市区町村の施策だけではなく、日本の世の中的に子育て世帯に

関する休暇・支援が充実している企業がまだまだ少ないのでしょうね。

お金の話にもなってしまいますが、パパも育休だと月収が下がるなどの

リスクにもなってしまい、少子化高齢化対策とは?と思ってしまいます。

ですが、前より国・市区町村による子育て支援が良くなっているのは

確かではあります。ですが急激に今よりさらに良くなることはないので

各ご家庭の個人個人で、支援がアツくなくても充実できるような

取り組みも間違いなく大事になってきます!

転職したり、副業を始めたり、将来の為に投資することも重要です

U-star電材ガス設備事業グループ  代表

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